合併症が原因にもなる
白内障は目の中にある水晶体が白く濁って物が見えにくくなる病気ですが、加齢によって多くの方に発生する症状であるといっても過言ではありません。
白内障になって一定以上に症状が進んだ場合には、白濁した水晶体を取り除いて人工的に作られた眼内レンズを装着する白内障手術が行われるのが一般的です。
ところで白内障になるには先にあげた加齢だけの問題ではなく、いくつかの原因が考えられます。
たとえばアトピーや糖尿病などに罹患して、それらの外傷が原因となったことによる合併症として白内障になってしまうことも否定できないのです。
しかし白内障は薬では治せないながらも、白内障手術をすれば失明してしまうようなリスクはほとんどありません。
また簡単な日帰りの白内障手術によって、以前のようなクリアな視界を取り戻すことも可能です。
そしてそれには熟練した専門医が目の中から水晶体を取り除いて、新しいレンズを入れると考えるだけで済むのです。
加齢が原因の白内障は白内障手術を受けるのが無難です
白内障とは目の水晶体が白く濁ることでさまざまな不具合が生じます。
基本的に失明するような病気ではありませんが、放置することなく、できるだけ早く対応することが必要です。
白内障は加齢に伴い、水晶体が活性酸素によりダメージを受けることが原因です。
日頃から緑黄色野菜などビタミン豊富な食材を積極的に摂取しましょう。
眼科では白内障に対してグルタチオンやピレノキシンなどの点眼液を使用します。
しかしこれらの薬剤は進行を抑制する効果が期待できるだけで、完治させることはできません。
症状がある程度進んでしまったら、白内障手術を検討したほうが無難です。
白内障手術は年間140万人もの人が受ける一般的な手術です。
大学病院や総合病院でなくとも近所の眼科医で日帰りで済ませることができます。
そして手術後に使用する点眼液は感染症を防ぐためにも重要なものです。
その人によって使う薬剤の種類や回数も異なるので医師の指導をきちんと守りましょう。